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1st なばりジュニアメディカルラリーの様子
第1回 なばりジュニアメディカルラリーは、2020年2月9日に名張市教育センターで盛会に開催されました。34名8チームの中高生、84名のスタッフが参加しました。スタッフには、中高生・各地の医師や看護師・救急救命士・救急隊員・消防団員、医学生、大学生、プレイヤーの保護者などなど、たくさんの職種が参加しました。プレイヤーは、2度の事前トレーニングを受講し、当日を迎えています。(事前トレーニングについて)
翌年も開催を検討していましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大で開催を断念し、今回の開催に至っています。
2度の事前トレーニングでは、緊急通報の方法(救急車の要請など)・心肺蘇生法・AEDの使い方・骨折や出血に対するケガの手当てなどを学びました。

最初はわけもわからないといった表情でしたが、みるみる上達し、ジュニアの吸収力には驚かされました。
大会当日は、チームで4つのシナリオにチャレンジしました。シナリオの内容は、事前トレーニングで学んだことばかりです。学んだことを行動化できるかがポイントとなります。事前学習から大会当日までの間、チーム内でトレーニングしたり、話合ったりしていたチームが多かったそうです。これもメディカルラリーの特徴です。救命などの必要な知識や技術だけでなく、チームを作る楽しみやメンバーで同じ目標に向かう楽しみ、達成感なども味わうことができます。

参加したジュニアたち

優勝チーム
同じ高校の部活動の仲間です
チーム構成は、同じ学校の友達・同じ部活動・中学校の時の同級生・いとこ、などなど色んなチームがありました。
参加者の声(アンケート結果より抜粋)
・とにかく楽しかった
・楽しみながら学べた
・チームで協力できて楽しかった
・練習したことを生かすことができた
・すごい達成感だった
・できないことが悔しいと感じれた
・初めてのことが多く勉強になった
・学校で学べないことを学べた
・自分が何ができるかを考えた
・協力しあうことが大切だと感じた
・自分たちが出来ることがあることを知った
・もしもに対して意識が変わった
・自信になった
・必ず次回も開催してください
などなど、知識や技術だけでなく、
色々なことを学び、感じています。
保護者の声(アンケート結果より抜粋)
・子供が色んな体験ができた
・堂々と行動できることを知れた
・仲間と協力する機会にとても良い
・医療を体験できるので良い取り組み
・実際に遭遇したときにとても役立つ
・救急に興味をもち勉強していた
・自分に何が出来るか考えていた
・自分にもできることがあると知ったと思う
・高校生ができることについて話し合った
・命について話し合った
・とても良い取り組みです。続けて欲しい。
などなど、ジュニアと将来や命、災害など
について話す機会となっています。
参加者の進路
メディカルラリーを経験した後、医療関連職種や人を助ける職業を目指して進学したジュニアがたくさんいます。
・医学部に進学した人
・看護学校、看護学部に進学した人
・レントゲン技師などの学校に進学した人
・自衛官を目指した人
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